難関大理系カリキュラム例

難関大理系カリキュラム例

例)大阪大学薬学部に現役合格を目指す方の指導計画

高校3年生
  夏休みまで

基礎を固めて、2学期から赤本を中心に筆記対策を行う。

2次試験でも使う化学は計算の多い理論化学は早い時期から解く練習をする。

11月から
  夏休みまで

日本史や生物、化学の有機・無機暗記系を始める。

センターは7割後半、2次は得意な科目で7割強、理科は6割、苦手な科目は半答を目標にする。

センター5教科7科目対策

暗記科目は早い段階で覚えても忘れてしまうため直前期にやることがオススメです。
それまでは2次の筆記対策数学と英語を中心に学習しましょう。

現役合格を目指すならば志望校の最低5年分は過去問演習も必要なため、遅くとも高校3年生の夏休み明けには入試問題演習ができる学力が必要です。

(ということは、夏休みまでに基礎力が完成していなければ志望校のランクを下げるか、浪人覚悟の上で望まなければならないということです。現役合格にこだわるのならすべり止めも受験し、第一志望はチャレンジ受験という選択も必要になります。)


大阪大学薬学部はセンター試験と2次試験の得点が傾斜配点されます。

具体的にはセンター試験得点が半分未満の400点に圧縮されて、2次試験が650点の配点で合計1050点となります。

つまり、圧倒的に2次試験重視の勝負です。


仮にセンター試験に失敗しても2次試験で挽回できる力があれば合格できます。

ですから、受験勉強のスタイルは記述に慣れて、英語・数学・理科2科目の問題傾向に沿った学習が大事です。

大手予備校の偏差値ランキングやセンター得点率を見ると、偏差値62.5でセンター得点率85%になります。

ですが、これは合格者の平均(模試判定だとB~C)で、実際は合格最低点を上回ることができれば合格です。

倍率が4倍を超えるとセンター足切りがありますから、最低でもセンター7割後半は取るというのが目安になってきますね。

– T I P S –

このように志望校や受験科目によって作戦の内容が決まってきます。

志望校が決まらないと具体的な作戦が作れませんから、
早めに第1志望を決めることが大切です!

医学部カリキュラム例

医学部カリキュラム例

例)現役生の場合

高校3年生の4月

基礎固めをしっかり行います。

4~8月

志望大学の過去問演習を行い最低5割は解けるようにします。そして自分の得意・不得意分野をはっきりさせます。

9月から

「大学への数学」や青チャートの錬成問題など、高校の学習指導範囲を一部超えるレベルの問題演習も行い、二次試験で7割を解答できるような実力を付けていきます。

11月から

一旦センター対策に移ります。過去問を10年分解いて、徹底的にセンター試験の出題傾向と時間配分を把握してもらいます。

センター試験
   終了後

直ちに2次試験対策に戻り東大プレテストや医学部医学科向けの模試の問題を演習して二次試験に望みます。

– T I P S –

ネットでよく国公立大の医学科のオープンキャンパスの抽選に落ちると合否判定に影響がでるといううわさがありますが、実際合否結果に全く関係はありません。

恐らく、保護者が小学校受験・中学校受験と同じ感覚で受験に望もうとしているために発生した噂であると考えられます。

資格試験対策カリキュラム例

資格試験対策カリキュラム例

電験3種の場合

中学生数学で交流のベクトル図を理解していない場合ですと、合格までには1000~1200時間の勉強時間が必要と言われています。

働きながら取得すると仮定すると、週1回指導で1日90分~120分の自習を行い、1年半~2年で全科目合格というのが目標となります。

もし中学数学に不安がある人や電気知識がオームの法則以外は怪しいという方は、
科目対策の前に前段階に3カ月~半年の基礎力育成をプラスしていきます。

このように、基礎からの合格を目指す方は約2年を目安に考えていたほうが良いでしょう。

週2回指導ですと、週1回指導と比較して約1.5倍以上の速さで進みます。
1年で複数科目の合格を目指す方にお勧めです。

ただし、自習時間も週1回指導と比べて1.5倍以上必要ですから、大学生や求職活動中の方など比較的時間がある方におすすめです。

では、28歳 山下さん(仮名)メーカー勤務を例にご紹介いたします。

受験理由:会社から要請されて受験。電気工事士免許は前年に取得。
理解レベル:三角関数や複素数の計算は理解している。
指導頻度:週1回指導

1~3ヶ月目

直流回路・交流回路の他、過渡現象や磁気回路、三相交流の計算方法を集中して「理論」科目を完成。

3~5ヶ月目

電気工事士試験にない発電関連問題とその計算方法について学習する。位相遅れ・進みや調相の仕組みはある程度理解しているので、送配電や変電は故障計算など特殊なものを新たに学習。

5~10ヶ月目

「機械」科目の変圧器、直流機、同期機、誘導機の4本柱を固める。これで全体の6割がとれるので、後半にパワーエレクトロニクスで交直変換の仕組みや照明計算、論理回路などサブテーマの完成度を高める。

10ヶ月~直前期

「電力」と「機械」科目の知識のメンテナンスとともに、「法規」の対策をする。条文の中のキーワードや数値の確認とともに、B問題の計算問題に使う公式を使いながら覚える。

合格までは・・・山下さんの場合でしたら、電気の基礎知識と高校2年生までの数学を理解しているので、はじめから「理論」の対策からはじめられました。山下さんの場合でしたらトータル700時間くらいの勉強時間で1年間の受講で全科目合格が射程圏内に入ります。 合格までは・・・山下さんの場合でしたら、電気の基礎知識と高校2年生までの数学を理解しているので、はじめから「理論」の対策からはじめられました。山下さんの場合でしたらトータル700時間くらいの勉強時間で1年間の受講で全科目合格が射程圏内に入ります。
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